『日本書紀』に見る律令制の萌芽 —郡評論争後の視点から「大化の改新」前後を中心に—

The Beginning of the Ritsuryo System as Portrayed in Nihon Shoki
  • 오수문

초록

本稿は古代日本の政治形態が律令制度に移っていく過程を『日本書紀』から探ろうとするものである。『日本書紀』の持つ信憑性に関しては1977年に見つかった木簡により潤色が確定した。しかし、どの個所に潤色があるのかということに関しては、いまだによく分かっていないのが現状である。 よって、本稿では「大化の改新」を基準にして、大化前代において古代の王家がどのような位置づけであったのか、また、どのような施策を持って政権を運営しようとしたのかを今までの解釈にとらわれず、『日本書紀』を基に明らかにしようと思う。 具体的には氏族間の繋がりで維持できていた大和政権が、王土王民に向かう過程で起きた「乙己の変」を王政への移行という目的で起こしたものなのか、また、その後に公布された4条に上る律令制への土台とも言える「改新の詔」が実際に存在しえたのかどうかの分析を試みようと思う。

키워드

Ritsuryo system; Wooden Tablet; Nihon Shoki; Taika renewal; Kaishin no mikotonori; 律令制度; 木簡; 日本書紀; 大化の改新; 改新の詔
제목
『日本書紀』に見る律令制の萌芽 —郡評論争後の視点から「大化の改新」前後を中心に—
제목 (타언어)
The Beginning of the Ritsuryo System as Portrayed in Nihon Shoki
저자
오수문
DOI
10.21481/jbunka..94.202208.205
발행일
2022-08
유형
Y
저널명
日本文化學報
호
94
페이지
205 ~ 220